「肥後守」(ヒゴノカミ)と読みますが、何だかわかりますか? わたしはずぅ~っと、(ヒゴモリ)って読んでました^^;
しかも「肥後」って付くので、当然ながら熊本発祥のモノだとばかり.. どうも全国的なものらしく、商標登録までしてあるようです (゜.゜)
このブログを読みに来られる方で、知らない方は少ない?とは思いますが.. 一応、簡単な説明をば(・_・)
「肥後守」(ヒゴノカミ)
日本で戦前から使われている 簡易折りたたみ式刃物(ナイフ)。登録商標であり、特定の製品の名称であるが、同形状のナイフの
総称として呼称されることが多い。(ウィキペディアより)
わたしの記憶では..
小学校の頃には 既に持っていて、学校時は筆箱の中に.. 授業時以外の遊び時には持ち歩いていたような(ー_ー)!!
細い樹や竹を加工して、子どもながらいろいろと作った記憶があります。(現在の感覚だと刃物なので「コワイ」が先に立つのでしょうが..)
こんな感じのモノです。
当時はシャープペンシルが出始めた頃で、まだまだ鉛筆が主流。「小学校に入ったら自分の鉛筆くらいナイフで削れないと..」
親にそう言われて、えんぴつを削る練習をしたものです。(当時は学校でも鉛筆を削る練習をさせられました)
でも、なかなか上手く削れないんですよね..^^;
上達できないまま、いつの間にやら便利なモノが主流に..
そう、鉛筆削り器! そして間もなく、電動式鉛筆削り器 (゚Д゚ わたしは上手く鉛筆を削る技術を習得することなく卒業します^^;
今思えば.. とても素敵な技術を習得する機会を失くしたような.. そんな気がします (-_-)
子どもが、こういった刃物を持ち歩く..
現在の感覚ではとても危険なことだと思われるかもしれません。しかし、当時はごくごく当たり前のことでした(・_・)
もし、むかしの子どもたちがタイムスリップして、現在の子どもたちの現状を見たら..「君らはナイフもろくに使えないの?」なんて馬鹿にされるかもしれません^^;
この「戦前から使われていた簡易折りたたみ式刃物」に限らず..
便利なモノ、あるいは便利なコトと引き換えに..
わたしたちは、何か大事なコトを学べずにいることが、むかしよりも多くなっているのかもしれません(ー_ー)!!
そんなことをふと、考えてしまいます。
現在の日本に、当然ながら本物の「侍」(サムライ)は存在しません。
しかし、「侍」の魂とも言える「刀」(かたな)から培ってきた文化は、未だ脈々と受け継がれているような気がします。
そんな中にあって、昭和という時代にほぼ失われてしまった小刀(肥後守)を使うという習慣..
個人的には、完全にはなくなって欲しくない気がします^^;
すると! こんな情報見つけました(゜.゜)
最近の小学校で..
長野県のとある小学校では、昭和の時代から.. 生徒に肥後守を使わせ、鉛筆削りはもちろんのこと(肥後守を)様々な学習活動に取り入れているのだそうです!
なので、児童の筆箱の中にはいつだって肥後守が入っているのだとか..
わたしらの時代と一緒じゃん!
日本も、まだまだ大丈夫だねー
最新情報をお届けします
Twitter でフォローしよう!
Follow @NOSAL1715