眼鏡

眼鏡の強い度数が原因でした! 逆転の発想で上手くいった

 

ここ数年で老眼が酷くなり、本を読むのが辛くなってきました。

さらにはパソコン、とくにノートパソコンの書体を読むことさえ苦痛に^^;

ほんの数年前までは、そんな状態になるなんて想像すらできなかった.. 書店で何気に手にとって本を立ち読みすることさえ苦痛になるなんて(-"-)

 

少し前に老眼鏡を購入するときのお話を載せました。

ついに老眼鏡か~ でも意外と知らないコトが.. - 昭和40年代に生まれて
ついに老眼鏡か~ でも意外と知らないコトが.. - 昭和40年代に生まれて

ちょうど50代あたりが老眼の不安定期なのだそう.. 遠近両用で作り直してもまた度数が変化したらもったいないし(・_・) でも、コレだったら!

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しかし、如何せん老眼鏡は老眼鏡.. その都度眼鏡のハメ替えなんてけっこう面倒くさい (^^ゞ

いっそのこと普段かけている遠近両用の眼鏡を新しくつくりなおす!

そうすることに決めたのでした。

ところが..

新しく調整してもらったはずなのに.. しっくりこない。 いえいえ、いつもどおりしっかり検査してもらって、その結果どおりの眼鏡なのに なんだか見辛いのです。

数日後、事情を話し再度検査をしてもらいます。それでも やはり結果は同じ..

そのレンズの度数で間違ってはいないはずなのです。

しかし!

あらためて何が見辛いのか.. 症状をじぶんなりに分析してみます。すると、どうも左右の見え方の差が気になるのです。

もちろん、見え方に若干の違いがあっても「脳」が補正してくれることぐらい自分でも知ってます。(眼鏡歴は長いですから..)

でも、なんだか片側の目がボヤけがちで、疲れてくると二重に見えてしまっているようでした。

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これを眼鏡屋の店主に伝え、もう一度検査します。

新しい眼鏡の上から、ボヤけがちな目の方にレンズを重ねて度数を上げていきます。一段階、二段階..

えっ!

結果はほとんど変わりません。やはりボヤけたままなのです(・_・)

わたしの眼.. おかしいのか?

一瞬そうあたまの中で囁いていました..

 

すると、眼鏡屋の店主が..

度数を下げてみましょうか
店主
NOSAL
えっ?、下げるの..

???.......   !

な、なんと!

ボヤけた感じが見事に軽減されるではないですか..

度数が強すぎて..
頭が痛くなる
見えすぎて気分が悪くなる

そんな症状から、若干見え方を犠牲にして、レンズの度数を落として眼鏡をつくる。そんな話は聞いたことがありました。

でも、度数を落とした方が見え方がよくなるなんて知識はありませんでした。

今回は、そんなわたしの経験談を綴ってみました。

視力の差異が気になる

今回新しく眼鏡をつくりなおすことに際しては、当然ながら もとの眼鏡の度数がベースとなりました。

その眼鏡がわたしにとっては最初の遠近両用の眼鏡でしたし、もう3年近くも使用していたためその見え方になじんでいたからです。

レンズの下約1/3の範囲にあたる老眼の度数のみを強くし、近眼の度数自体は前の眼鏡と変えませんでした。

でも実は.. その前の眼鏡のときから なんとなく片方の見え方がときどきぼやけたように見えるのを感じてはいました。

それでも普段はそれほど気にならず、眼が疲れたときに感じる程度だったんです。

それが今回新しく眼鏡をつくりかえ、視界がより鮮明なったからなのか..? その左右の見え方の違和感も強く感じるようになったのです(-"-)

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眼鏡の価値観

ひと昔前は眼鏡もけっこうな金額がかかりました。普通に近視用の眼鏡をつくれば 5万円程度はかかっていたと記憶しています。

でも最近はずいぶん価格が下がり、1万円もしないでつくれてしまいます^^; TPOにあわせて眼鏡も着替える時代?になったのでしょうか..

 

これは”わたし"が勝手に思っていることなのですが、眼鏡はカラダの一部、したがって高価であるのがあたり前だとむかしから思っていました。

朝起きた時から、夜寝る時までずっといっしょ。だからできるだけ質が良く、気に入ったものを選択します。すると どうしても高価になってしまうのです^^;

今回の眼鏡だって、それなりの金額しています.. それがしっくりこないのですから、わたしにとってはけっこうな一大事なのです(笑)

またそれは眼鏡屋さんにとっても一大事!

しっかり検査をしたうえで選んだレンズがあわないと言われているのですから.. お店の信用にも関わります(・_・)

そんなこんなで再度の検査.. 結果は変わりませんでした。

完成した眼鏡のレンズで度数は間違いないはずなのです。しかし、見ずらい..^^;

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眼鏡屋選びとリスク回避

こんなこと、ほんとうはあってほしくないのですが..

眼鏡屋さんにも それなりに力量差があります。どのお店も経験豊富な店主、店員さんばかりが揃っているとは限りませんから..

しっかり目の状態を把握し、度数をあわせて最終的に出来上がる眼鏡のフィッティングまできっちりこなせるお店は意外に少ないのでは.. と個人的には感じてしまいます。

そこにセンスのよい眼鏡フレームを揃えているお店となれば、地方ではなかなか見つからないものです。

そんな中、今回選んだ眼鏡屋さんは初めて利用するお店だったのですが、なかなかすばらしい対応をしていただきました。

 

最近よく街中で見かけるようになった低価格でセンスの良いフレームを集めた眼鏡屋さんも眼鏡の使い方によってはとてもいい選択肢だと思います。

しかし 今回の”わたし”のような場合には、やはりしっかりした経験値と熟練した技能を持ち合わせた眼鏡屋を選択しておくべきでしょう。

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眼鏡屋の奇跡

今回のケースのような場合、検査結果は問題なし、さらに度数を上げても見え方が変わらない。

この段階で、「あとは慣れるしかない」の結論に持っていかれるのがおおかたのオチだと思うのですが..

幸いにも「度数を下げてみる」という試みと、もう一つの幸運が重なり現在では無事に何の支障もなく新しい眼鏡を愛用しています。

こうした機転も今回購入させていただいた眼鏡屋さんの、経験とセンスの賜物だと感謝しています(^^)

まさに逆転の発想でした。

 

思い返せば、ひとつ前の眼鏡(最初の遠近両用眼鏡)を作る際にも不思議に思うことがありました..

それ以前の眼鏡では、近視のほかに乱視が入っていました^^; なので「あ~、わたしは乱視もあるんだなー」って認識でした。

それまでに眼鏡も覚えていないくらい買い替えているので、どの段階で乱視を入れるようになったのかは憶えていません。

なのに..

乱視は入れなくても大丈夫ですよ
店主

そう言われたときは若干嬉しかったのと同時に..

んじゃー、今まで必要ない乱視入れてたの..?

困惑してしまいました(・_・)

この頃からです。「眼鏡屋はしっかり選ばないと!」そうしたことを思い始めたのは..

片目の異常な努力

これまた最近のことなのですが、突然 飛蚊症の症状が現れました。

なったことがない方にとっては想像がつかないとは思いますが、これまた慣れるまで非常に気持ち悪いものです。

視界にしょっちゅう、小さな虫が飛び回るのですから (笑) 記事にもしてました..

実はこの飛蚊症の発症も、眼鏡に起因しているのではないかと考えています。

眼鏡をかけての左右の視力差が気になりだしてから間もなくしてからの飛蚊症発症でしたから.. おそらくはぼやけがちだった目の方がそうとう頑張っていたのだと思います。

飛蚊症がでたのは、その無理をしていた目の方ですから..

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保証期間に救われる

こうした経験からも、眼鏡が目に与える影響といったものは想像以上に大きなものであることは間違いないですよね。

使う頻度が多ければ多いほど、自分にほんとうにあった眼鏡でなければ.. 悪影響をもたらすことだってあり得ます。

今回のわたしの場合であれば、いろいろな点で恵まれていたし 先に書いた「もう一つの幸運」のおかげで無償でレンズを交換できました。

最近の眼鏡屋ではこうした保証制度が普通についてくるのでしょうか? わたしは今回はじめてそのような制度を知り、使わせていただきました。

眼鏡屋さんにとっては、いろんなお客さん相手にリスクもあるとは思いますが.. ほんとうに今回はありがたいなと思いました^^

見事ビンゴ!(まとめ)

わたしの二度目の遠近両用眼鏡(普段使い用)の購入談を徒然に書いてきました。おかげさまでこの買い替えは成功だったと思います。

手元やパソコン画面が以前よりもだんぜん見やすくなり、視角の左右差、その違和感もなくなりました。これがいちばん大きいと思います。

もっと早くこの点を改善しておけば、飛蚊症も出なかったのかもしれません.. が、これは言ってもしょうがないことですよね (^^ゞ

最期にまとめてみますと..

注意ポイント

・目の見え方は 度数を上げるだけが解決法にあらず
・眼鏡屋はしっかり選ぶべし(値段だけで決めない)
・保障制度は使える

長らく使っている眼鏡でも違和感を感じるようになったら、なるべく早めに視力検査等を受けて新しい眼鏡を検討しましょう。

とくに中高年以降、老眼や白内障など 肉体的な衰えから目の状態も変化のはげしい時期だと思われます。さらに年齢的に、仕事上の責務から目にそうとうの負担がかかっている方も多いのではないでしょうか?

ほんの少しの工夫で、目を楽にすることができるのですから.. 早めハヤメの対策が功を奏することだってあり得ます。

 

パソコン等のオフィス機器がここまで発達し、科学技術だって100年前と比べれば恐ろしく進歩しているはずなのに..

老体にむち打ち、働き続けなければならないこの現状はいったい何なのでしょうか?

100年前の未来予想では人類は片手うちわで、数台のコンピューターがすべての仕事をこなしている。

そんな未来を人類は夢見ていたはずでは..

 

いや、独り言です。きっと1000年後は..

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