わたしたちとはまったく異なる姿、カタチ.. そんなものに憧れの感情を持つ。
そういったことって.. ないですか?
当時はカフカの『変身』なんて当然知りませんが.. 「変身願望」は、人間が抱える普遍的な願望の一つ.. なんですかね..
たとえば (・_・) もの心ついてすぐに、そんな感情が芽生えはじめた最初の”映像”。
もちろん彼は、正義の味方でありヒーロー的存在。”憧れの感情”を持ってあたりまえなのですが..
その容姿が持つインパクトも、子ども心に大きく響くものがありました。そしてさらに.. わたしにとっては、かなりインパクトの強かったこの方も!
まだ小学校の低学年だった”わたし”。
この”お顔”(マスクデザイン)を初めて見たときには.. なんだか電流が走ったような衝撃をおぼえたものです。
今までの仮面ライダーにはなかった「カッコよさ!」だったのです(・_・)
最初の「初代 仮面ライダー」でも十分にカッコよかった! でも「アマゾン」はさらに人間離れした独特なスタイルがありました。
子どもながらに、そんなことを考えてたんです..(^^ゞ
ちょうどそのくらいの時期だったでしょうか.. 病院へ行き、はじめて自分のレントゲン写真を見て まるで普通であることにガッカリした記憶があります..(笑)(ひょっとしたら改造人間かも.. って期待があったのです,,)
さらに時代は進み、テレビをとおして様々な異形のヒーローたちが現れます。
けっこう気に入って見ていた「イナズマン」、彼のマスクデザインも秀逸でした!
蛾(ガ)の触覚のようなものが付いたブルーの頭部に、独特な模様の大きな目。一度見たら忘れられません..
そんな「イナズマン」ですが、斬新だったのがその変身スタイル(゜.゜)
主人公の「渡 五郎」(人間)が、「剛力将来!」(ゴウリキショウライ)の掛け声とともに 先ずは「サナギマン」へと変身。
これがどう見ても悪役にしか見えない..(笑)
この怪人なんや?
こらこら、こんな見た目でも彼はサナギマンという名のヒーローなんだよ、一応ね
名前の通り蛹の状態だからイナズマンに成れるまでは、ずぅぅぅーーーっと、敵の攻撃に耐えなきゃならんのよ…今の僕とおんなじだね w
(´TωT`) pic.twitter.com/IgKs6GnRzb— 時星リウス@妄想自由人 (@TokiBosi20) January 5, 2020
「サナギマン」として不十分なまま敵と闘った(痛めつけられた)後に、「超力将来!」(チョウリキショウライ)の雄叫びをあげ、ようやく完全体としての「イナズマン」へと変身できるのでした^^;
そう、まるでサナギから蝶になるように!
しかし、このころから、んん.. 「サナギマン」好きかも.. の変な感覚が..
そして、続々と異形の変身ヒーローたちは現れます。
でも、このときからなぜか適役の”この方”の方が気になる存在に..
そう、この方です!
「ハカイダー」は、『人造人間キカイダー』でライバルキャラクターとして登場します。なぜか、この「ハカイダー」の方が好きになってしまいました (^^ゞ
この脳みそ丸見えのルックスに度胆を抜かれたのも事実ですが.. ストーリー中、適役ながらどこか悪に染まりきれないところに魅かれたのかもしれないですね。
現在調べてみても、「主人公キカイダーに匹敵する人気を獲得..」なんて説明があったりします^^
さてさて..
このあたりから少しづつ、正統派から少し反れたところの「カッコよさ」に気付き始めます!
いわば「アンチヒーロー」的な存在に魅力を感じ始めた.. (゜.゜)
次にわたしの目をくぎ付けにしたのが”この方”。
今までの実写版とは違い2次元のマンガになりますが.. ”デロリンマン”なんていうネーミングのインパクトもさることながら、このマンガが当時、少年誌に連載されていたことにも.. ちょっとビビってしまいます(笑)
しかも、この作品は日本を代表する漫画家「ジョージ秋山」先生の作品。
なので内容も、いわゆる”ただもの”じゃ~ありません..
ストーリー
主人公三四郎は自殺未遂によって、顔面を般若のような奇怪な風貌になるまでに損傷。
周囲からは精神にも異常をきたしたと思われるが、本当のところはどうなのか定かではない..彼は”デロリンマン”と名乗り、人間を救う使命を帯びていると語るのだが、周囲の人間にはただの思い込みとしか映らない。
ボロをまとい、その下は”赤いふんどし”一枚で街を歩きつつ、自分は「神」であり、「魂のふるさと」であるという。
妻の”ママ子”と息子の”四郎”に自分が三四郎であると語るが信じてもらえず、邪険にされる。
周囲の人々もデロリンマンを嫌い、嘲笑し、子供らも率先してデロリンマンを騙して遊ぶ。しかし、正義を担うデロリンマンは、何度踏みにじられても再び立ち上がり、「愛」と「正義」を説き続けるのだった。
(ウィキペディアより)
どんなに嘲笑されようと、正義の根源は”愛”であると信じて疑わないデロリンマン。
対して、力と外見を正義だと説き、デロリンマンを「愚か者め!」とあざける”オロカメン”(でもなぜか.. オロカメンはいつも涙しているのでした)
そんな彼らの結末を、大人になった”わたし”は知りません..
いつの日か.. その結末をゆっくり味わいたいなと思ってます。
そして最後に (^^)
出会ったその瞬間、このわたしを○○死にさせようとしたしたほどの.. 恐るべき宇宙の生命体 (・_・)
人類よりも高度な頭脳をもち、しかも頭部にすべての内臓が詰まっている。これまでに99個の惑星を侵略してきた凶悪な宇宙人!
物体X(The Thing) 『遊星からの物体X』
The Thing(なにものか)と形容される。
宇宙から飛来してきた生物であり、犬や人間などに同化・擬態することができる。更にグロテスクな変化も可能である。
岩明均作『寄生獣』の元ネタであると言われている。 pic.twitter.com/tm07DPEdCo— ホラー映画キャラクター名鑑 (@hora_kyara_bot) 2019年6月22日
顏に手足が生えたようなカラダで、頭が尻、触覚が鼻、足の裏が耳という奇妙な構造。
頭部に内臓が詰まっているというより、臀部(デンブ)に内臓が詰まっているともいえる!?
しかも
頭部が肛門の役割? 肛門の役割をし、名古屋弁をしゃべる..
名古屋弁をしゃべる?
あ、間違えました..
こっちでした (^^ゞ
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惑星侵略を繰り返していた宇宙人、ニコチャン星の王!『Dr.スランプ アラレちゃん』の登場人物..
そう、彼の名は「ニコチャン大王」ご覧ください!
この凄まじいまでの威圧感と独特なプロポーション!
へぇ~ニコチャン大王ってこうなんだぁ~ pic.twitter.com/Ovxmdp1crb
— ラムネはグッピー (@NTJCnbr2mS8nLEt) 2018年10月1日
そして、体内構造からこんな御茶目な弱点も持つ..
たまにオナラをしてしまうと.. すぐ近くにある触覚(鼻)でまともに嗅いでしまい、死ぬほど苦しんでしまう (笑)
まさに、わたしの中では一級品的アンチヒーローなのでした。
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