『量子力学』って聞いて、何だかわかりますか?
「何だか専門的でイヤな感じ..」なんて思った方、大丈夫です(^^) もうちょっと読んでみてください..
ココに、こんな情報があります。
量子力学は すでに私たちの身近な生活に欠かせないもの となってきました。
コンピュータに使われる半導体は量子力学の理論にもとづいて作られているし、DVD、レーザー、デジカメ、スマホなども量子力学の理論なしには存在しえません。
イギリスのある科学ライターの著書によると、「2014年時点で先進国のGDPの35%は量子力学にもとづく技術を利用して生みだされている」とか。
もはや量子力学なしには、現代人の生活は成り立たないといっていいほどです。
出典:「量子力学と私たちの暮らし」https://www.muji.net/lab/living/180926.html
(なんと!「無印良品」のコラムからの転載です..)
わたしは学生時代、物理・数学 がとにかく苦手! .. と言いますか、大キライでした(笑)それでも今では 家電製品を普通に使ってますし、仕事でもパソコンを使用しています。
同じような感覚で『量子力学』なるものも、この先の未来には、わたしたちの生活の中に さらに浸透していくのでしょう..
しかし.. (・_・)
この『量子力学』.. 今までの感覚(常識)からするとあまりにも摩訶不思議な理論。そんな理論がすでに実用化されているなんて!!!
今回はそんな『量子力学』について、専門家でも研究者でもない”わたし”が、最近いろいろとわかってきたことなどについて書いてみたいと思います。
超ど素人とは書きましたが、比較的早い時期?から興味は持っており、その系の本なども若干かじってはいます。でも、如何せん素人さん.. 勘違いもあるかもしれませんのでその点はご容赦願います。
でも、専門サイトにありがちな数式のオンパレード等ではなく.. 素人だからこそできる わかり易い表現といった強みもあったりするかもしれません(^^ゞ
広く浅く、でも大事なポイントはしっかりと.. 素人目線でサラッと書いてみました。
それでは、いつものごとく気楽にお付き合いください。
量子力学との出会い
『量子力学』との初めての出会いは、大学の図書館で見つけた「量子力学」に関する薄っぺらい本。そこにはこんな内容が書いてありました..
ポイント
あなたが「月」を見るとき、そこには「月」が存在している。でも、見ていないとき「月」は存在するのか?
「月」って暗くなると空に現れる あのお月様ですよ..(説明するまでもないですが)
どう思われますか? フムフム、考えてみよう.. ってなりますか? ほとんどの人は”わたし”と同じように反射的にこう考えるのではないでしょうか..
印刷ミスか??? なんて本気で思ったほどです..
「月」なんて 自分が見ていなくても、上空に確実に存在するもの。自分が見なくても、他の人が見ればそこに間違いなく”ある”のだから存在してないはずがないじゃないか!
こんなことわざわざ説明するまでもなく、ほとんどの方は同じような考え方だと思います.. きっと(^^ゞ
しかし、かの『量子力学』の考え方ではそうじゃないらしいのです。
現在の常識では!?
わたしたちが学校で教わり、長年考え方の基本としてきた物理学の常識は「古典物理学」なんて言われ方をします。
古典物理学(こてんぶつりがく、Physics in the Classical Limit)とは、量子力学を含まない物理学。
その多くは量子力学が発達する前の原理に基づいて体系だてられたものだが、量子力学と同時またはそれ以降に構築された特殊相対性理論、一般相対性理論も含まれる。
(ウィキペディアより)
と、いうことらしいです..
本来、学校を卒業してから、そんな「物理学」なんてものにご縁のない一般の人からすればどうでもいい話しだし、あまり関係ないことのように思えます..
でも (゜o゜)
冒頭にご紹介した「量子力学は すでに私たちの身近な生活に欠かせないもの」なんて情報が示すように、わたしたちの生活に大きく関わるものならば..
わたしたちはもっと、そのことについて知るべきなんじゃないでしょうか?
これまで常識だと思っていたことが、実は (@_@;)
ほんの少し調べてみると、現在わたしたちが常識だと考える「古典物理学」の基礎をなす考え方は、あの アイザック・ニュートン の「ニュートン力学」が基になっているようです。(素人さんなので大雑把な説明になりますがご容赦ください)
『ニュートン力学』と言えば「慣性の法則」「作用・反作用の法則」等、300年以上も前の理論ですが、現在でも教えられている!? .. はずです。
至極簡単に説明するなら、万物はすべて物質ありきで正確な法則に則って検証していけばすべては説明がつく。この世界は精巧な仕組みで見事に組みあがった機械と同じようなもの.. そんな考え方。
まさに物質中心主義的な考え方なのだと思います。
しかし、この理論だけでは説明がつかないことも多く研究は続けられます。
そして、誰もが知るこの人物の登場となります..
理論物理学者 アルベルト・アインシュタインが『相対性理論』を提唱したことで、それまでの考え方に風穴を開けます。
どうもそれまでの「物理学」の認識を根本から変える理論だったようです! 今から 100年ほど前のこと..
しかし、それほどの大発見にも関わらず.. わたしたちは「相対性理論」についてほとんど何も知りませんし、学校でも教えられていません(ー_ー)!!
あ、もちろん「相対性理論」って名称だけは何故か知ってますけどね..
そして、「相対性理論」とセットで出てくる この数式。
注意ポイント
E=mc²
どうも「質量とエネルギーの等価性」を示しており、単純に考えれば「物質とエネルギーは同じもの」だということを表すようです。
それまでの「古典物理学」では、すべては物質のみで完結していた世界に、エネルギーの存在を持ち込んだ!
そんな画期的かつ斬新な理論が「相対性理論」!?
しかし、それでも彼の理論は「古典論」の方に分類されるようなのです。なんか不思議ですね。これまでの「物理学」の認識を根本から変える理論だったはずなのに..
しかもその頃には、すでに「量子力学」的な理論は存在しています。
わたし的には、「相対性理論」は「量子力学」的な発想のはしりだと考えてしまうのですが.. (素人さんの戯言です)
あの アインシュタイン もさすがに「量子力学」のこんな側面は認めたがらなかったようで、こんな言葉を残されています。
「私が見ていなくても、月はそこにあるはずだ」――。アインシュタインはかつてこう語り、量子力学への不満を示した。
出典:日本経済新聞(https://www.nikkei.com/article/DGXBZO62862680Q3A121C1000000/)
それでも『量子力学』は、現在のわたしたちの生活に大きく関わっているし、最先端の物理学としてこれからの技術にも大きく利用されようとしています。
世界を大きく変えるかも
すべてがひっくり返るほどの理論.. すっごいオーバーな表現かもしれませんが、なんだかそんな風に勝手に感じています。
にも関わらず.. わたしたちはあまり知らない(・_・)
学校でも教えないし、あまりにも奇妙で変人扱いされるから(一般的には)本気で取り組む人が少ないのか?
大企業では大々的に研究がなされ、製品開発にいち早く取り入れられているというのに..
出現から100年あまりが経とうとしている最中、実際には製品開発等に大きく利用がされてきた確かな「理論」..
なんだか興味が湧いてきませんか?
では、あらためて『量子力学』の代表的な変態的特質をご紹介してみましょう(笑)
ポイント
① 観察者効果 ⇒ 観察によって対象物に影響
② 非局所性 ⇒ 離れた場所でも影響し合う
③ 非実在性 ⇒ すべての可能性は偏在している
① 観察者効果
先ずは 「観察者効果」から簡単に説明していきましょう。
わたしたちの現実世界では、わたし(個人)がいて自分の五感(視・聴・嗅(きゅう)・味・触)を通して周りの世界を認識しています。いちばん影響力のある視覚を例にとるなら、自分の「目」で周りの世界を感じて生活しているわけです。
周りの世界は、自分ではどうしょうもない外の世界。多少、自分で段取りを組んだり、細工を施して影響を与えることはできても、基本的には自分ではコントロールの効かない世界だと認識するのが普通です。(気象・災害や突然の事故など、はまさにそうですよね)
しかし、『量子力学』では、それら自分の外の世界に対しても「観察」する(意識を向ける)ことにより影響を与えることができるとされます!
そう、 触れるといった物理的な力を加えることなく物事に影響を与えることができるのが『量子力学』の「観察者効果」になります。
これって! 感のいい人なら気付きますよね.. わたしたちが生きていくうえで、とても大きなパワーを秘めたチカラになり得る!? ってこと..
これだけ聞いて、きな臭いと思われた方..
そこに『量子力学』がメジャーにならない大きなポイント(理由)があるのかもしれません。これまでの常識からすればあまりにも不可解なんです..
どちらかと言えば、わたしたちが一瞬で疑いの念をいだいてしまうオカルトや超能力の類に似てる!?^^;
.. にも関わらず
実際には、絶対に盗聴されない暗号と謳う『量子暗号』の分野では、この「量子力学」の「観察者効果」が利用されているようです。
量子暗号、情報漏らさず 次世代計算機でも解読困難:日本経済新聞 https://t.co/QXgoz45f56
— 日経サイエンス (@NikkeiScience) 2019年2月13日
② 非局所性
そして「非局所性」ですが、遠く離れた場所に位置するものがなんの媒介もなしに互いに影響し合うというもの..
何の媒介もなし.. にですよ!
よく動画サイトとかで見るのは、ある位置で右回転しているボールと、何万キロも離れた位置にある同じように右回転しているボール。
片方のボールに力を加えて左回転に変えると、もう片方のボールも同じように左回転し始めるというもの..
更新しました! 『宇宙の果てまで離れていても、つながっている 量子の非局所性から「空間のない最新宇宙像」へ』 編集部解説 : https://t.co/OHBOo0471F #HONZ
— HONZ (@honz_jp) 2019年3月4日
すべては繋がっているということなんでしょうか!?
③ 非実在性
そして最後の「非実在性」、個人的にはこれがいちばん好きだったりします(笑)
お月さまの話しともリンクするのですが、すべての可能性がそこらじゅうに偏在していて、人がそこに意識を向けることで「それ」が実体化してしまうというもの..
つまり「月」の話しでいくと、「月」を見ていないときは可能性として空間に偏在しているのみで、そこに「月」を見ようとする人の意識が注がれることで「月」が実体化して存在することになるという理屈らしい..
以前に動画サイトで見た、フルCG動画によるゲームをコンピューターが演算処理していく方法と少し似ているな.. と思ったことがあります。
要は、フルCGのゲームを動かすのにコンピューターはものすごい計算処理をしながら映像をつくりあげるわけで、その処理を少しでも軽減するために、メイン主人公の視覚範囲以外の場所は演算処理しない。つまり何も存在しないといった感じ.. 目線の範囲だけがリアルに映像化されていくわけです。
さて、ここまで読まれてどんな感想を持たれるでしょうか?
普段わたしたちが日々体験している現実の感覚とはあまりにもかけ離れた理論で、とても信じられないかもしれませんよね^^;
でもこうした理論を使用した技術がわたしたちの周りにあり、現在実際に使用されているのも事実なのです。
実生活への応用
わたしたちが生きてきて教えてもらった現実認識と、少し違った現実がほんとうはもっとあるのかもしれませんね!?
へたくそな文章とわかりにくい表現で困惑されたかもしれませんが、少しでもこの『量子力学』の考え方に興味を持っていただけたら幸いです。
気付かれた方もおられるかもしれませんが、この『量子力学』という分野は、人間の「意識」というものが大きなキー(鍵)になります。
なので、「スピリチュアル」な分野や「引き寄せ系」サイトでもよく見られる話題です。
そうした傾向からか? 純粋に物理学に詳しいと思しき方のブログ等で上記分野と『量子力学』との接点を完全否定される方も少なからずおられます..
でも、わたし的には 逆にますます信憑性が増して科学的に追いついてきたな~ なんて勝手な感想を持つ方です(笑)
何ごとも極端すぎるのはいけません..
利用できて効果が高いのであれば、大いに利用すべきだと思います。
『量子力学』の関係書籍もざっと本屋でちら見すれば、数式ばかりで限られた人のみを選ぶような書籍ばかり(・_・)
こんなじゃ、普通の人はますます離れていってしまう敷居の高い分野で終わってしまいもったいない。ますます独占的分野になりなんか嫌だし..
スゴイ可能性を秘めた分野であることは以前からなんとなく感じていて、引き寄せブームをきっかけに何となく表に見え隠れしだした今こそ! 書いてみたい!!
そんな衝動から今回の記事となったわけです(^^ゞ
現在でもとても人気のある「引き寄せ系」の記事を以前に書いてますが、この『量子力学』の知識は実践していくにしても大きな力になると個人的に感じています。
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あの映画「マトリックス」と「引き寄せの法則」の意外な関係!? わたしたちの現実世界とはいったい..(@_@;) - 昭和40年代に生まれて
普段あたりまえのように見ている「現実」世界.. わたしたちは、一体どこまで正確なものを見て、そして認識できているのだろうか? もしかするとそこは..
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また、「人生の謎解き」に興味を持たれているのであれば.. こちらの書籍を読んでみられることを強くお勧めします。実はわたしも現在進行形で読み進めている最中なのですが.. まさにスゴイ本だと思います。
そして、上記書籍を読むきっかけを与えてくれたこの映画をご紹介して今回の記事はおしまいです。
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2007年頃に動画サイトで初めて見にしたと思いますが、知識はあっても「あ、そうだねー」程度であまり記憶になかった作品。
でも最近改めて全篇を見る機会があり、あの当時こんなにたくさんの大事なコトが語られていたなんて! そんな再発見を通して、劇中インタビューを受けるジョー・ディスペンザ博士の書籍「あなたという習慣を断つ 脳科学が教える新しい自分になる方法」を読むことになったというわけです。
同じ作品を当時もしっかり見ているはずなのに、入ってくる内容の量も質も全然違う!
よく感じる感覚ですが、「得られる情報は、その人の時期や段階により大きく異なる」とはまさにその通りなんでしょうね(・_・)
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