日々好日

日本人の幸福度ってどのくらい? 世界幸福度ランキングの順位が語るもの




 

最近、こんなTV番組をよく見かけます..

あれ!、もうテレビは見ないんじゃなかった?

いえいえ、わたしだって家族団らん.. 夕飯時にテレビを見ることだってあります(^^ゞ

んで.. どんな番組?

こんなんです(・_・)

ポイント

・日本人ってこんなにスゴイ!
・日本の職人技ってこんなスゴイ!
・日本に憧れる外国人をご招待..

最近、こうした番組をひんぱんに見るようになったと思いませんか?

当初は.. 

嬉しい! 日本ってすごいんだなー 日本人でよかった~(^^)

そんな気持ちで番組を見ていたのですが.. んん?

何となく違和感..

 

たしかに.. 自分が生まれ育った国『日本』、世界に誇れる”モノ””こと”もたくさんあると思います。

でも、実際にそこで生活している”わたしたち”からすれば.. そんなにすばらしい国であるなら、わたしたちはもっともっと本当の意味で豊かさを感じていてもいい のではないか?

言うなれば、もっと「幸福感」を実感 できていないとおかしいのでは.. ついつい そんなことを考えてしまうのでした(・_・)

それは、アナタだけの勝手な妄想では?

はい、そうかもしれません^^;

 

しかし、こんなデータがあるのをご存じでしょうか?

国連の関連団体が毎年発表している「世界幸福度ランキング」というもの.. 国際幸福デーにあたる3月20日に、国連が発表しているようです。

その存在を初めて耳にされた方ならこう思われるかもしれませんね..

日本は安全な国だし豊かな国だから ベスト10入りは間違いないだろー
つぶやき

では、その結果は..

な!

なんと、7回目となる今年のランキングは..

.. 57位 なのだそうです。

しかも、その順位は5年連続で下がり続けているようです(^_^;)

日本の体感幸福度は?

冒頭にも書いたような「TV番組」を見る限り、日本と言う国はまさに伝統と文化を誇る 精神的にも物質的にも恵まれた豊かな国を連想させます。

たしかに、他の先進諸国と比べて治安もよく安全な国、便利な電化製品やたくさんのモノがあふれる豊かな国、そして多くの国民は礼儀正しく優しい.. そうした側面も多分にあるとは思います。

しかし、毎日のようにテレビ等のメディアから流される悲惨な事件・事故のニュースは途切れることがなく、時代が進むにつれてその度を増しつつあるようにさえ感じてしまうのはわたしだけでしょうか..




 

日本人は真面目で勤勉な国民です。そんな誇るべき気質とは裏腹(うらはら)に『過労死』などという残念なコトバ(概念)が生まれ、今なお現実の問題として存在しています。

そして、国別の自殺者数ランキングにおいても..(-"-)

さらに悲しむべきは、わたしたちの未来を担う子供たちの自殺が増えつつあるということ!

一体何がどうして、こうした事態になっているのでしょうか???

身近なところでは..

こんな話しをしてしまうと、おっさんのボヤキのように聴こえてしまうかもしれませんが(笑)

なんだか ひと昔前の方が、生活がもっとゆったりとして、みんなが活き〃としていたような.. そんな感じがします。

パソコンの演算処理能力だって数倍.. いや数百倍になり、きっと数十年前よりも少ない労力でより多くのことができるようになっているはずなのですが..

わたしたちの生活は(-_-)

あいかわらず苦しい..???

夫婦共働きが増え、若いお母さんはわが子に手づくりの料理を食べさせる十分な時間もお金もない^^; そんな家庭が周囲に増えていないでしょうか?




 

新しい変化の時代

日本では元号が『令和』となり、まさに新しい時代へと突入したばかりです。

このまま、ニセモノの進化を続けながら わたしたちは消耗し続けるのか..

あるいは大きな変化を遂げて、本当の豊かさを遂に獲得するのか.. そんな大きな期待を持たせてくれる新時代。

年々下降傾向にある日本の「世界幸福度ランキング」は..

早く目を覚ましてほんとうの豊かさを手にしなさい! そんなことをわたしたちに伝えているような気もします (・_・)

.. なんてことを勝手に妄想しながら、元号『令和』の発表をPCの動画サイトで考え深く見ていました..



 

ここに興味深い楽曲があります。

ドナルド・フェイゲンによる1982年発表のソロアルバム「The Nightfly」.. その中にこんな名曲が!


「I.G.Y.」

「I.G.Y.」とは 1957年から1958年までの科学プロジェクト「International Geophysical Year」の略で、国際地球観測年のこと。1960年代初頭までは、科学の発達によりもたらされるであろう 明るい未来へのビジョンが宣伝されていました。

しかし現実は (゜.゜)

科学の発達による人類の未来.. こんな楽曲が、シニカルにしかもカッコよく '80年代につくられていました。

さて、わたしたちにはこの先どんな未来がまっているのでしょうね.. 楽しみでもあります。




 

 

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© 2024 昭和40年代に生まれて