あれは高校入学後、はじめての体育祭の時だったでしょうか.. 一人の友人が朝から何故かソワソワ。
不思議に思い.. 聞いてみたのでした(゜.゜)
NOSAL:「おまえ、今日はどぎゃんしたつや?」 熊本弁訳(きみ、今日はどうしたの?)
友人:「今日、映画の試写会で来とっとばい!」 熊本弁訳(今日、映画の試写会で来てるんだよ!)
NOSAL:「誰がや?」 熊本弁訳(誰が?)
友人:「おまえ、知らんとや!なら、教えん!!」 熊本弁訳(あなた知らないの!それなら教えない!!)
そんな調子でその後もソワソワ感が止まらない様子の友人(・_・)
少し面白くなって、からかい半分で再びちょっかいを出すわたし..
NOSAL:「おまえ何ば隠しとっとや?」「誰にも言わんけん、俺にだけ教えろ..」 熊本弁訳(きみ、何を隠してるの? 誰にも言わないから、わたしにだけ教えなさい..)
すると..
友人:「今日、お前も一緒について来るなら教えてやる」
NOSAL:「いつや?」
友人:「今から..」
NOSAL:「体育祭は?」
友人:「抜ける!」
NOSAL:な、
その後..
その友人は体育祭を抜け出し、試写会が開催される映画館へと一目散(ー_ー)!!
※一目散(いちもくさん):わきめもふらずに一所懸命に駆けるさま
わたし?
小心者なわたしは当然のごとく残りましたよ(^^ゞ
友人:「俺のこと聞かれたら、気分が悪くなって帰ったって言ってくれ!」
NOSAL:「おいっす!!」(わかった)
体育祭脱走計画に加担する代わりに、教えてもらったのでした(笑)
それはいったい誰なのかを!
この方でした^^
「時をかける少女」 原田知世
※クリックでファン必見のPVが見れますよ!
はい、原田知世さんなのでした(ー_ー)!!
彼女が15歳のときの主演映画「時をかける少女」..
大林宣彦監督の”尾道三部作”の一つとして大ヒットしましたね!
ちなみに「尾道三部作」残りの2作、有名なのでここで紹介するまでもないと思いましたが..
念のため載せておきます(*^^)
そもそも「尾道三部作」とは、1982年、大林宣彦監督自身の郷愁を込めて、尾道を舞台とした『転校生』を発表。『時をかける少女』、『さびしんぼう』と合わせ”尾道三部作”として多くの熱狂的な支持を集め、ロケ地巡りのファンを増やした。
”尾道三部作”という言葉は 大林映画のファンが作った言葉 である。
(ウィキペディアより)
「転校生」
※クリック ↑で劇場版予告編が見れます^^ 懐かし~
内容は、主人公の男の子と女の子のこころとカラダが入れ替わるといった内容..(数年前大ヒットした『君の名は』は、 当初はこの映画「転校生」の焼回しか.. と思っていましたが、とんだ勘違いでした^^;)
#忘れられない青春映画
『転校生』。撮影直前にスポンサーが降板し、大林監督は大変な苦労を強いられたようだが、そんなことを感じさせないほど見事な青春映画に仕上がっている。ラストシーンは何度観てもグッとくる。 pic.twitter.com/qPlg5gTxIq— タイプ・あ~る (@hitasuraeiga) May 29, 2018
当時思春期ど真ん中だった”わたし”にとっても.. けっして見逃せなかった映画 (^^ゞ
そして..
「さびしんぼう」
※クリック ↑で予告編が見れます^^
大林宣彦監督作品「さびしんぼう」※ 画像クリックでAmazonへ
ノスタルジックでどことなく懐かしさを感じる映像。それにショパンの「別れの曲」.. 当時のポスターには「尾道三部作 完結編」と記されていたそうです。
「さびしんぼう」シネ・ヌーヴォ「大林宣彦映画祭」
尾道三部作の最後は、おもいっきり楽しく切なく愛おしい映画。ファインダー越しに自分も覗き込んでるようなドキドキ感がたまらない。古いアルバムを見るような懐かしさとほろ苦さと胸キュンが詰まった素敵な映画です。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/aGPSVns6Sf— まさなつ (@miyu0902mh) January 30, 2018
この記事を書きながら、久々に観てみたくなりました..(^^ゞ
さてさて、はなしをもとに戻します。
体育祭後、いつもの学校生活に戻り.. あの友人にどうだったかを聞いてみると(゜.゜)
わたしに一枚の写真..「時をかける少女」熊本映画試写会での一枚 をくれたのでした。
その後、「愛情物語」、「天国にいちばん近い島」など.. 次々に主演作の大ヒット、しかも主題歌までも!
わたしも 友人の影響をもろに受けながら、彼女のファンになるのにそう時間はかかりませんでした^^;
そして遂に!
1986年 いつ頃だったのかは正直憶えていません.. でも半そでを着ていたので、まだ暑い時期だったのかもしれません(-.-)
例の写真をくれた友人からこんな誘いが..
友人:「知世ちゃんのチケットがとれた!いっしょに行かんや?」 熊本弁訳(同じ!いっしょに行かない?)
当然、返事は YES!
これがかの有名な..
彼女の、歌手としての始めてコンサートツアー「マスカット・リップス・ツアー」なのでした!
このコンサートで、わたしは初めて彼女と初対面することに (@_@)
何をコンサートごときでオーバーなっ!
って思われるでしょうね..^^;
でも、その座席位置が尋常じゃなかった!
その友人が、どうやってそのチケットを手に入れたのか、今となってはわかりませんが..
わたしと友人の座席位置は最前列のほぼ中央(゚д゚;
まさに目の前!!
あの歓喜と緊張のコンサートは今でもいい思い出です(*^^)
あれから約30年.. 今ではその映像がYoutubeで見れるなんて(゜.゜)
(実は最近気づきました..)
映像はまさに「時の魔法使い」..
あの頃の自分に一瞬で戻れてしまいます(・_・)
彼女も同世代..
最近も女優として歌手として大活躍されてますね(*^^)
そういえば.. 以前、わたしの妻に「知世ちゃんのファンだったんだー」って話をしたら..(゜.゜)
妻:「むかし、少し似てるっ.. って言われたことある..」
んん!? (゜゜)
なんとなく雰囲気が似てないこともない..
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はい、では「懐かしの一曲」..
知世ちゃんのボーカルとゴンチチのギター^^ 夏の定番っすね!
原田知世 - Say You Love Me
あ、ちなみに「時の魔法使い」って知世ちゃんの初のエッセイ集。
この記事のために探すも震災(熊本地震)で紛失してました..
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