スローハンド
こう聞いて何を連想しますか?
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男性、いや、最近なら女性でも..
こんな答えが返ってくるかもしれません.. クラプトン..?
1970年代後期、エリック・クラプトンのアルバムに「スローハンド」があります。
わたしも若いころ、よく聴いてたし、コピーもしました^^
諸説ありますが、クラプトンの流れるようなフレーズと無駄のない手の動きを形容して、彼のことをスローハンドと呼んだのかな.. と思います。
実のところ人気の高いギタリストなのに、最初のころはあまり好ではなくて、どこがそんなにすごいの..? って感じでした。
でも、ある曲を聴いてから、彼に対する見方が一気に変わったのでした..(笑)
そのバックで流れるギターがあまりにも上手すぎて.. 別に速弾きがすごいとか、テクニックどうこうではなく、情感たっぷりにギターがむせび泣いていました.. これにはすっかりまいりました..
その曲というのがこれです。
「ホワイル マイ ギター ジェントリー ウィープス」
1968年に発表されたビートルズの2枚組アルバム「ザ・ビートルズ(通称:ホワイトアルバム)」に収録された名曲です。
ビートルズの曲なのでジョージが弾いてるはずなのに,, いつものジョージのギターじゃない..(@_@;)
あまりにも不思議だったので、友達に聞いてみると.. クラプトンだったというわけです..
もし、ご存じなければ一度はご視聴あれ^^
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それはさておき、スローハンド。
スローハンドというお題で思わず、クラプトンのことを書いてしまったのですが.. 実は今回のスローハンドは..
わたしのこと。
以前にも書いたように、数年前に脳梗塞を患ってから、わたしのからだ半分に麻痺が残っています。
とくに手首から先の麻痺は強くて、発症当時はほとんど動かせませんでした..(+_+) 五本指の1.2本がピクリと動かせる程度でした。
幸いにもわたしの場合、利き手ではない方に麻痺が出たため助かりましたが、それでも相当に不便さを感じたものです。人間ってこんなにバランスよく両手を使っていたんだ.. って改めて感心しました。
腕全体もすっかり力が弱くなり早く、スムーズに動かすことができずに、当時はまるで赤ちゃんのような動きしかできませんでした。
たとえば、手首を振るといった動作。手を洗ったあとに、かるく水分を飛ばす日常の何気ない動作.. しますよね..
あの動作を麻痺手でやると、まるで.. スローハンド!
あたまでは普段のようにしっかり振るようにイメージを送るのですが、どうしてもスローモンションでやってるような動きしかできません。
以前は何も考えることなく、普通にやっていたこんな動作でさえ、肩から腕、手首、指先までの筋肉がバランスよく連動できて可能となる動作だったのです..
また、前に書いた「牛乳瓶のフタ」をはじく動作。これなんてつい最近まで、まったくできませんでした..^^;
人差指を親指ひっかけて、ちからをためて.. ためて.. はじくのですが、はじいたとたん、人差指は止まり、ゆっくり、ゆっくり伸びる..
ちょ~~~スローハンドです.. (笑)
今ではなんとか普通に動かせる程度までには回復しましたが、それでも指に力が入りにくかったり、麻痺感があり、元のようには素早く動かすことが難しかったりします。
そんなわたしの場合、まだまだ回復傾向が見られるため、毎週のリハビリは欠かせません^^
いつの日か、このスローハンドで、むかしコピーしたクロスロードをもう一度弾いてみたいと思う今日この頃なのでした..
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